道徳教育の取り組み

モラロジーとの出会い
 約十年前、「教育者研究会」開催の案内を学校の回覧で拝見した時、内容に魅力を感じ参加を決意しました。


 それがきっかけとなり、岐阜の中日本で行われた「道徳研修会」を始め、本部での「教育者対象モラロジー研修会」にも参加させていただいています。素晴らしい先生方との出会い、道徳教育の勉強ができることに深く感謝しています。
 

道徳教育に対する考え
 「道徳は何故、必要ですか」と問われたら私は一言「人を幸せにするから」と答えます。人は欲を満たすだけでは本当に幸せにはなれません。ソクラテスが「良く生きることが大切」という言葉を残しています。
 

 教師が最高道徳心をもっていないといけないと教えられました。
 

 特に子ども時代、人間としての土台を育てる上で道徳はとても重要だと思います。
道徳教育の取り組み

 

 まず、普段から徳を蓄えておくこと、感化する力を備えておくことが第一歩だと考えています。
 

 そこで私自身は一人の人間として品性を高めるのに次の?のことを実行しています。
 

(1)明るい表情で元気に挨拶をする。
(2)学校の美化に努める。きれいな花を咲かせたり、子供たちと隅々まで掃除をしたりする。
(3)進んでボランティア活動をする。お話会、地域のキャンプ等に参加する。
(4)感謝の生活をする。近くの神社に参拝したり、お礼の手紙を書いたりする。
(5)日本の伝統文化を学ぶ。書道、詩吟、着物教室に通い、生活に活かす。
(6)歌の指導を通して豊かな心を育てる。
 等、当たり前のことですが努力しています。

 

学校教育における道徳の授業
(1)教育計画集に記載されている「道徳教育全体計画」をよく読み、各学年重点目標をしっかりと吟味します。そして、年間計画を立てます。
(2)道徳資料を準備し、教材研究を進めます。
(3)実践したことを記録し、反省を記入します。心に残っている授業を紹介します。

 

●「友だちの良い所探し」
 子供たち一人ひとりの背中に紙を貼り、クレパスでその子の良い所を書いていきます。

 

 そして、友達に書いてもらった良い所をグループで紹介し合い、讃嘆しました。
 

 授業で留意した点は、輪になった友達の背中に貼られている紙に書く内容です。「友達の良い所を書いてね」と指示するとき、相手の気持ちを考えさせたことです。どの子供も友達が書いてくれた内容を見て、自分の良さを確信して自信が持てた子が増えました。
 

●「ふわふわ言葉、とげとげ言葉」
 相手にどんな言葉を使ったら良いかを考えさせる学習です。相手が喜ぶ言葉、不愉快になる言葉を考えさせ、発表させました。

 

 ふわふわ言葉は、言われて喜ぶ言葉のことを板書します。とげとげ言葉とは、人を傷つけ、不愉快にする言葉です。これも板書します。すると、子供たちは素直であるのか、傷つける言葉は良くないから、使わないようにし、人が喜ぶ言葉を使うことにしようと決めます。このときも、ふわふわ言葉やとげとげ言葉を言われたときの相手の気持ちを考えることに留意しました。授業後、友達と明るく遊ぶ子供が多くなりました。
 

 このように道徳の授業に取り組むことで、クラスの雰囲気は良くなり友達と遊ぶ子供が多くなりました。
 

道徳のプロジェクトチーム
 今年から道徳教育の研修を深めるためにチームを作り、授業を行うことを決めました。また、授業づくりについて学びあうことも予定しています。これからも道徳教育の実践を積んで子供の道徳性を高めていきたいと思います。

<NO. 145 平成28年12月1日発行より>


 

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