1.板書を構造化する

 道徳科がスタートし、多様な授業を参観し、多くの先生方と学んでくることができた。その中で「板書の構造化」が話題になることも多かった。そこで、今回は問題解決的な思考を助ける構造的な板書を工夫した展開例を紹介してみたい。

2.授業の実際
教材名 「心のレシーブ」
出 典 東京書籍 5年
ねらい
 友達と互いに信頼し助け合って友情を深め、性差を超えて有効な人間関係を築いていこうとする心情を育てる。

○教材について
 本教材は、クラス対抗のスポーツ大会において同じチームとして参加することになった男女4人が、対立や互いの不信感を...

1 今、中学校に求められる主体性の育成と道徳科の指導と評価
 

 平成三十一年度から、中学校でも、考え、議論する「特別の教科 道徳(以下、道徳科)」が完全実施される。道徳科の目標は、新しい学習指導要領の目指す三つの資質・能力の育成を先取りしていると言われる。
 とすれば、中学校道徳科にはチャンスである。教科担任制の中学では、学校のカリキュラム・マネジメントを駆使して、教科等で横断的な汎用能力として主体性の育成が強く求められてきたからである。これは主体的に生きる日本人の育成を目指す我が国の教育理念と一致している。多様な価値観でグローバル...

●対応能力を超えるストレスにどう対応するか
 人間には対応能力が備わっている。けがをしても知らず知らずに治ったり、精神的にストレスがあっても時間とともに解消したりするといった自然治癒力や、環境の変化に対しても自然と適応していく環境適応力などである。それが限界値を超えると異常をきたす。今日の社会の変化や生活環境の変化は、このような対応能力の限界をはるかに超えるストレス要因を、子供たちに浴びせかける。
 このような状況は大人に対しても同様である。そのなかで、ストレスを増し人への対応も荒っぽくなっていく。その影響を直に受けるのが子供たちで...

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