September 7, 2018

 6年2組で席替えがあった。その翌日、C雄の母親が校長室を訪ねてきた。話を聴いてみると、昨日の席替えで、一番並びたくないY雄と並んでしまったというのである。担任に、勉強に支障が出るから替えてほしい旨を申し入れしたが、担任は頑として受け入れないので、校長から話してほしいということであった。

 私は母親の顔を睨みつけながら大きな声で言った。「お母さんは、C雄君に不幸な人生を歩ませるつもりですか?」母親はびっくりして「なんですか、いきなり!」と身体を乗り出した。「お母さん、C君は優秀で東大をめざしていることを知っています。今、どんな立派な大...

【家族の絆 エッセイから】

 私はいつも、つい「もうホンマ、ママの言うことなんか聞かへんしよ」とか、「だまっててよ。はずかしいやん」とか、本当は「ありがとう」って言いたいのに、ついきついことを言ってしまう。

 だから、一日に一回は必ずケンカする。ケンカしてプンプンおこりながらふとんに入る。そしていつも思う。

「また、ケンカしたな。言うこと聞けばよかったな」といつも損をする。だけど、いつも損をしていても、変わりは無い。

「いつも、ありがとう」思い切って言ってみた。一しゅん「何?」という顔をしたけど、ギュッとだきしめてくれた。家族ってやっぱりあ...

一、主題名「幸せ」を感じる心

【内容項目】22

 よりよく生きる喜び

小学校高学年)よりよく生きようとする人間の強さや気高さを理解し、人間として生きる喜びを感じること

中学校)人間には自らの弱さや醜さを克服する強さや気高く生きようとする心があることを理解し、人間として生きることに喜びを見出すこと

二、主題設定の理由

 小学校高学年・中学生になると、自己と他者との関係に不安を抱きやすくなる。特に自己肯定感をどこに見出したらよいのか、今の自分との葛藤(学業、成績、進路、そこからの比較)の中で悩んでいる。

 そこで、生徒が「幸せ」を感じる心を見出す...

Q アクティブ・ラーニング(能動的学習)とは?

A アクティブ・ラーニングの源は、日本の大学の教育評価が外国の大学と比べると年々下がっていることからきています。すなわち、その原因は、大学での教授方法に新鮮さや学習意欲を高めるような魅力に乏しくなっているのではないかという議論に対する改善策のことです。

 教授の一方的な講義から、学生の意見を取り入れたり、学生同士が意見を出し合ったり、視聴覚機器や様々な情報ツールを活用したりして、学生が意欲的に授業に取り組めるように提言されているのです。

 小学校では、もうすでに授業に動作化や役割演技、ペープ...

1、幕末の世情、動向

 明治時代というのは、日本にとって文字通り画期的な時代である。徳川幕府による300年の政治体制が、天皇による政治へと切り変えられた大変革は、一つの革命的な大事件である。大政奉還、王政復古は、アジアで初めて近代化に成功した日本の誇るべき岐路の選択であった。

 孝明天皇が崩御されたのが慶応2年12月である。翌慶応3年1月、明治天皇が践祚の儀によって天皇の地位につかれるが、この時の天皇の御年は何と数え年で16歳、現在で言えば中学校の3年生である。翌年慶応4年が明治元年(1868年)であり、天皇は数えで17歳、今で言えば高...

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