ぼくの母親は交通事故によるせきずい損傷のため下肢障害者です。お母さんは約一年間病院にいて、死んでもおかしくはなかったのです。でも、お母さんはがんばってリハビリをして、つえをついて歩けるようになったのです。お母さんががんばった結果、ぼくが産まれたのです。


 ぼくが母から聞いていることは、ぼくはお母さんの汗と涙のけっしょうということがわかりました。お母さんに大変かんしゃします。


(平成三十年度第十二回「伝えよう!いのちのつながり」エッセイ作品集 吹田モラロジー事務所)

<NO. 155 令和元年6月1日発行より>

November 29, 2019

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 「来年度は1年生の担任をお願いします」ー校長にそう言われた時、私の頭の中にはいろんな感情が込み上げてきた。その中でも不安が間違いなく大きかった。「2年目の自分に1年生を育てることができるのか」そんなプレッシャーを感じながら、入学式までの間、自分には何ができるだろうと考えた。まずは何より子供たちを笑顔で迎えてあげよう。そう考えた私は入学式の呼名の時、子供たちの目を見て呼んであげたいと思い、クラスの名簿を暗記した。そして入学式、手には名簿を持っているが一切目を向けず、私は目線を子供たちだけに向け、目を見て呼名をすることができた。そう...

1 主題
 学ぶ意味・教わるわけ

2 主題の背景
 平成10年1月28日、黒磯市の中学一年男子生徒の授業中の態度が悪かったので英語担当の女教師がそれを指導している時に事件が起こった。指導を受けているときに生徒Aがポケットからバタフライナイフを出して教師を脅す素振りを見せた。が、女教師はそれに怯まなかった。そこでAは女教師の腹部を刺して死亡に至らしめた。


 教師が教え子を殺害したことも、教え子が教師を殺害したことも、私は聞いたことがなかったので大きなショックを受けた。


 これは、「学ぶ意味・教わる訳」という根本的なことを知らない、教わっ...

脳は親性も育てる

1 道徳脳の解明と道徳教育への応用

 脳科学は、これまで実験的研究と理論的研究とが常に密接な相互作用をしながら発展を遂げてきた。日本学術会議の一昨年九月の提言「脳科学における国際連携体制の構築」によれば、世界の先進国は「脳科学が、様々な技術や概念の革新に支えられて、爆発的な発展期を迎えているという共通認識」を持っているという。


 アメリカはオバマ大統領の主導によって、脳科学研究プロジェクトに45億ドル(約五百億円)を投じる計画で、欧州連合では脳の神経回路モデルを構築するプロジェクトが10億ユーロ(約千二百億円)の予算で...

 2019年2月25日(月)に江戸川ニューモラル教育研究会が西小岩コミュニティにて開催されました。 その中で、道徳科の評価について発表をさせていただきました。各校で活用していただければ幸いです。

1 はじめに
 道徳科元年の年に、私は麗澤大学大学院に新設された道徳教育専攻科で学びの機会を得ています。研究テーマは「児童生徒の道徳性の発達を促す指導と評価の在り方について」であり、副題として「認め、励ます個人内評価を通して」としました。本稿は、修士課程1年目を終えての途中報告になります。

2 教科化の背景
 教科「道徳」の背景には、「いじめ問...

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